児童表彰式の様子

児童代表お礼のあいさつ

小学6年  宇賀地莉子

  今日は、私たち6年生のために、このような表彰の機会をつくってくださり、ありがとうございます。
  私は今日、親切賞をいただきました。「相手の立場になって考え行動する」ということは、普段から自分自身心がけていたので、とてもうれしく思いました。
  私は、幼稚園年中の頃からピアノを習ってきました。最初はドレミを覚えるところから始まり、次に曲をひいてみましょうと言われました。でも、テンポがずれて上手にひけずに困っていました。そんな様子を見た年上の子が、私のために自分が演奏するところを見せてくれました。私は、その子が演奏する姿を見て、自分の演奏の欠点に気付きました。そして、勇気づけられました。その子のおかげで、くり返し練習をして曲を完成させることができました。その時、自分も相手のために手を差しのべられる優しい人になりたいと思いました。
  6年生になり、今度は私が年下の子たちに教える立場になりました。小さい子たちが分からないところを教えたり、発表会で緊張してなかなかピアノをひけない子に寄りそって手をかし、がんばれと声をかけたりしました。その子たちに「親切にしてくれてありがとう。」と言われた時、私は心の中がとても温かくなりました。
  学校でも、私の周りにはたくさんの下級生や友人がいます。これからも、思いやりの気持ちを持って、みんなに接していきたいです。
  今まで、小学校生活を楽しく過ごしてこられたのは、先生方や友達のおかげだと思います。そして、今日このメダルを受け取ることができ、家族にも感謝したいです。私たち6年生は、このメダルの重みを忘れずに卒業までの約半年を大切に過ごし、中学へ行ってもがんばろうという気持ちになりました。今日は本当にありがとうございました。