市長といきいきランチトーク結果概要(ヴェール)
開催日 平成25年2月19日(火曜日)
出席者
ヴェール 代表 阿久津世千子 他5名
広瀬市長
総合政策課職員
トーク概要
トークに先立ち、阿久津代表より会の概要が紹介され、皆様から自己紹介をいただきました。その後、昼食をとりながら、
→下野市に音楽専用ホールを建てて欲しい。文化・芸術は個人的に楽しむこともできますが、発表の場・間近で鑑賞する機会があると更に向上します。演じる側と聴く(観る)側が同じ時を共有し、刺激し合えるその瞬間は大変貴重なものです。特に子どもたちの「生きる力」「心を育む」につながると信じています。
ホール建設が容易でないと察しますが、私たちの想いを伝えることができたことに感謝します。
(市長)
ホールを考えた時に、年間どれだけ使っていただけるかという稼動率と、それに対する維持費などの問題があります。そういったところを勘案すると音楽「専用」というホールは難しいと思います。座席が稼動式となると、利用しやすい反面、音響が悪くなるなどのデメリットもあります。
また規模を小さくして安く、というとコンサートなどの興行での利用がしずらく、結局中途半端な施設となってしまう恐れがあります。
建設する際は「音響」「汎用性」「利便性」など、どこに主を置いて設計するか、ということになると思います。
文化会館の様な施設も必要と考えていますが、現在市では公式トラックの運動施設の整備に取り掛かろうとしています。これも子どもたちの教育の「教材」のひとつと考えています。
文化会館も多額の費用がかかる事業となるので、すぐに作ることは難しいですが、市の財政指数も良くなり、県で3番目に良い市となっておりますので、いずれ建設に向けて前向きに検討したいと考えております。


→市民が気軽に音楽活動できる場所ということで、グリーンタウンコミュニティセンター(以下GTコミセン)にグランドピアノを設置できればと積立等を始めました。南河内地区にはグランドピアノが設置してある施設がありません。GTコミセンならば広さもあり、駅からも近く利便も良いと考えています。
市民が気軽に音楽に触れあえる場所になればと考えています。
(市長)
市内にも多くの音楽活動されている方がおり、身近に音楽があります。子ども達の合唱コンクールや吹奏楽、マーチングなど真剣に取り組む様子は胸を打つものがあります。
皆さんの活動に、市でもお手伝いできることがあれば支援させていただきたいと思います。
これからも皆さんには活動を続けていっていただき、ホールを作る機運が高まるきっかけになるよう市の音楽活動を盛りあげていただければと思います。
ヴェールの皆様にはトークのはじめと終わりに、コーラスとリコーダーの曲を演奏いただき、優雅な雰囲気のランチトークとなりました。

