更生保護事業

犯罪や非行のない社会づくりのために

更生保護とは

  罪を犯してしまった人の立ち直りの援助や、犯罪予防のための様々な活動のことを更生保護といいます。これは「犯罪や非行をした人たちも、周囲の環境と本人の自覚によって立派に立ち直ることができる」という人間への信頼感に根ざした制度です。我が国では、保護司・更生保護施設が中心となり、更生保護ボランティアと呼ばれる人たちや、関係機関・団体の理解と協力による幅広い連携によって、この活動が推進されています。

保護司とは

  法務大臣から委嘱された非常勤の国家公務員で、地域の実情に通じているという特性を活かし、国の保護監察官と協働して更生保護の仕事に従事するボランティアです。下野市では現在21人の方が保護司として活動しています。

更生保護女性会とは

  更生保護女性会は、女性としての立場から地域社会の犯罪・非行の未然防止のための啓発活動を行うとともに、青少年の健全な育成を助け、犯罪者・非行少年の更生に協力することを目的とする女性のボランティア団体です。下野市では約200名の方が会員として活動を行っています。

保護観察とは

  更生保護制度の中心となるのが「保護観察」です。これは犯罪や非行をした人のうち、その性行がさほど重大でないため、刑務所や少年院に収容されるまでに至らなかった人や、収容されてもその後の行状が良かったために、定められた収容期間が終わる前に仮に釈放された人たちが対象となります。そして生活の目標や指針を定めて、それを守るよう指導監督する一方、就職の援助や宿泊所の提供などの援護をして、その更生を促進しようとするものです。全国50か所に設置されている保護監察所で、専従の国家公務員である保護監察官と保護司がそれぞれの特性を活かし、協力し合ってこれにあたっています。ともに保護観察を受ける人の立ち直ろうとする気持ちを尊重し、信頼関係を基本に指導・助言を行っています。

社会を明るくする運動とは

  戦後間もない頃、貧困を原因の一つとする子どもたちの非行が大きな社会問題となっていました。そこで昭和24年7月、東京・銀座商店街の人たちが立ち上がり、犯罪予防と少年保護を訴える「銀座フェアー」を開催しました。この活動がきっかけとなり、昭和26年から法務省主唱の「社会を明るくする運動」が始まりました。今では「全ての国民が、犯罪や非行の防止と罪を犯した人たちの更生について理解を深め、それぞれの立場において力をあわせ、犯罪のない明るい社会を築こう」という運動として全国で取り組みが行われています。


掲載日 平成28年11月8日 更新日 平成30年6月12日
【このページについてのお問い合わせ先】
お問い合わせ先:
健康福祉部 社会福祉課
住所:
〒329-0492 栃木県下野市笹原26(庁舎1階)
電話:
FAX:
0285-32-8601
Mail:
(メールフォームが開きます)