東の飛鳥プロジェクト
東の飛鳥プロジェクト
下野市では、文化財の保存と活用、まちづくりや教育、観光の資源としての総合的な活用を図るため「東の飛鳥プロジェクト」を推進しています。
下野市は、豊かな自然と穏やかな気候に恵まれたとても住みやすい場所であったため、はるか昔から多くの人々が暮らしてきました。
悠久の歴史の中で多くの人々が暮らしてきた証は、数多くの文化財として、今日に継承されてきました。
その中でも特筆すべきことは、古墳時代から飛鳥・奈良時代にかけての東国(東日本)を代表する史跡などが市内に多数所在していることです。
この歴史的特性は、日本という国が成立したときに都が置かれた古代文化発祥の地である奈良県飛鳥地方と共通しています。
下野市が培ってきた歴史をわかりやすく、多くの皆さんにお伝えするために、東国における飛鳥時代の変遷を表す重要な遺跡が集中するという歴史的特性を「東の飛鳥」と名付けました。
東の飛鳥のロゴマーク(商標登録第6144912号)
このマークは、東国の古代史を解明するために重要な史跡や文化財が多数保存・継承されてきた「東の飛鳥」である下野市をイメージし、奈良県明日香村に所在する7世紀末から8世紀初頭にかけて築造された高松塚古墳・キトラ古墳の石室に描かれた四神のうち、東壁に描かれた東方の守護者「青龍」をモデルにアレンジしたものです。尾を丸め、力がみなぎり高く飛ぶ前の動作をイメージしています。
古代の人々は、南を朱雀(すざく)、北を玄武(げんぶ)、西を白虎(びゃっこ)、東を青龍(せいりゅう)という想像上の動物が守っていると信じていました。青龍は太陽の昇る東方を守る神獣であり、春の季節や恵みの雨を象徴することから、五穀豊穣やパワーの象徴とも言われています。
「シモツケ くらし ウッテツケ」
「シモツケ くらし ウッテツケ」は、東の飛鳥・下野市の歴史的特性により証明されている「くらしやすさ」をPRするためのキャッチコピーです。
「くらし」の部分は「子育て」、「医療」、「農業」、「教育」、「防災」などの下野市のくらしやすさを表す要素に変更することができることとし、「シモツケ ○○ ウッテツケ」(○○には「子育て」などの言葉が入ります)のキャッチコピーやロゴでアピールします。