【下野薬師寺歴史館】南河内小中学校『ふるさと学習』を行いました
エゴマの栽培体験
6月22日(木曜日)に、市と南河内小中学校との連携事業『ふるさと学習』を下野薬師寺歴史館で行いました。
古代の下野薬師寺では、法会(法要)の際に灯明皿(とうみょうざら)が使用されていたことが発掘調査からわかっています。
その灯明の油として『エゴマ』が使用されていたことから、下野薬師寺ボランティアの会の協力のもと『エゴマ』の栽培体験を実施しています。
今回は、3年生が史跡地の畑に苗の移植を行いました。
[畑に植える前のエゴマの苗]
あいにくの雨模様となりましたが、可愛い合羽を着てみんながんばってくれました。
[畑に植える子どもたちの様子]
[子どもたちが植えた畑のエゴマの様子]
下野薬師寺跡と下野薬師寺歴史館の見学
苗の移植の後は、2班に分かれて下野薬師寺跡の『復元回廊』と『下野薬師寺歴史館』を見学しました。
まだ歴史を勉強していない3年生には難しい部分もあったようですが、学芸員の話を熱心に聞き、疑問に思ったことを質問する様子もみられました。
壮大だった下野薬師寺の姿を想像して、ふるさとの歴史に興味と誇りをもってくれたらうれしいです。
[復元回廊と歴史館の見学の様子]
今回植えたエゴマは、秋に種を収穫して油を搾ります。
子どもたちには、今後もエゴマの刈取作業と油搾りの体験をしていただく予定です。
暑い夏を乗り越えて、元気で大きなエゴマに成長してほしいですね。
問い合わせ先
下野薬師寺歴史館
下野市薬師寺1636
電話0285(47)3121