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下野国分尼寺跡

下野国分尼寺跡(国指定史跡)

尼寺跡空撮(南上空から)写真

  下野国分尼寺跡は、下野国分寺跡の東方約600mのところにあり、国分寺と同じく聖武天皇の詔によって建てられた国立の寺院です。
  伽藍(寺の建物)配置も、国分寺と同様に東大寺式ですが、塔はつくられませんでした。
  昭和39年度から43年度にかけての発掘調査の結果、建物の規模は、金堂が間口7間(21m)×奥行き4間(12.1m)で、凝灰岩の礎石をもつ瓦葺きの建物であることがわかりました。
国分尼寺跡の桜の写真  また、講堂の北側には尼たちが日常生活を営む尼房という建物も見つかっています。さらに、平成5年度から10年度にかけて、寺院の範囲を確認するための発掘調査が実施され、その結果、全体の規模は南北約270m、東西約145mで、その東側に南北約211m、東西約52mの張り出し部分があることがわかりました。

  現在、下野国分尼寺跡は、主要伽藍の基壇と礎石が復元表示され、史跡公園として人々の憩いの場として活用されています。

 

掲載日 平成28年11月8日 更新日 平成29年3月23日
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