オカリナの聡明な響きが会場を包み、どこか懐かしさを感じる音色と残暑のセミの声が共鳴する中、9月8日（土曜日）に「第15回下野薬師寺跡エゴマ灯明の会」を開催しました。

下野薬師寺歴史館では毎年、南河内小中学校の児童と一緒にエゴマを育てています。

今回は、昨年エゴマを一緒に育ててくれた4年生の希望者を募り、灯明の点灯式に参加していただきました。

周辺が暗闇に包まれるにつれ、エゴマのほのかな香りと灯明の炎の揺らぎが会場を幻想的な雰囲気で包みました。ライトアップした復元回廊では、シンセサイザーの演奏が行われ、会場の雰囲気とマッチした音楽が灯明の会に華を添えました。また、コーラスの皆さんの心地よく柔らかなハーモニーが下野薬師寺跡に響き渡り、来場された方々を魅了しました。芝生の広場では、カップに灯したロウソクを使い、干支の「辰」の文字を表し、撮影スポットとして賑わいをみせました。

ご来場いただいた皆さま、会場設営にご協力いただいた下野薬師寺ボランティア、一般ボランティアの皆さま、ありがとうございました。

【第15回下野薬師寺跡エゴマ灯明の会の様子】

オカリナの演奏（あかとんぼ）	点灯式	点灯の様子
灯明の明かり	2024年の干支「辰」の文字を 表現！	シンセサイザーの演奏 （松本文男氏）
コーラス（うたよみカンタ）	全体の様子	設営の様子（一般ボランティア）

お問い合わせ

下野薬師寺歴史館
下野市薬師寺1636
電話：0285-47-3121