下野市では、市民の健康づくりの推進に関する施策についての基本的な計画として、「健康しもつけ21プラン」(第3次下野市健康増進計画)を策定しています。
本計画では、(1)健康に関する生活習慣の改善、(2)生活習慣病の発症予防と重症化予防の徹底、(3)健康を支え、守るための社会環境の整備の3つを基本目標として、平成30年度から令和4年度までの5年間の計画として取組を進めています。
この度、国の「健康日本21(第2次)」計画の終期が1年間延長され令和5年度までとなったことと、県の「とちぎ健康21プラン(2期計画)」の終期が2年間延長され令和6年度までとなったことを踏まえ、国の「健康日本 21」、県の「とちぎ健康 21 プラン」の基本方針などとの整合を図りながら推進する必要があることから、国・県の動向に合わせて本計画の計画期間を3年間延長し、令和7年度までとします。
なお、目標年度については、令和7年度に読み替え、目標値は現行のまま取組を推進します。
下野市では、平成24年度に「第2次健康しもつけ21プラン」(計画期間平成25~29年度)、また、部門別計画として平成26年度に「第1期下野市歯科保健基本計画」(計画期間平成27~29年度)を策定しました。
平成27年度の本市の死因別死亡数においては、三大生活習慣病(悪性新生物、脳血管疾患、心疾患)によるものが全体の半数を占めており、特に、脳血管疾患の標準化死亡比が栃木県と比較して高い割合であり、また国民健康保険加入者の医療費においても脳血管疾患は上位にある状況です。
このため、脳血管疾患の大きな危険因子である高血圧予防に重点を置いた各種健康づくり事業に取り組んでいるところです。
健康は、すべての活力の源であり、好ましい日々の食事や適度な運動、適切な休養など市民一人ひとりが自らの健康づくりに取り組むとともに、地域で健康づくりの輪を広げることが必要です。
また、平成24年7月に改正された国の「健康日本21(第二次)」では、個人の健康づくりをささえる社会環境を総合的に整備していくことが重視されています。
以上のことから、平成29年度をもって計画期間が満了する第2次計画の成果を検証し、下野市の新たな課題等に対応するため、第1期下野市歯科保健基本計画の方針を含めた形で平成30年度からの「第3次健康しもつけ21プラン(第3次下野市健康増進計画)」を策定しました。
本計画の期間は、平成30年度から令和4年度までの5か年計画とし、目標年度である令和4年度に評価及び見直しを行います。また、法制度等の改正等があった場合は必要に応じて見直しを行い柔軟に対応することとします。
市民の一人ひとりが、積極的に健康づくりを実践し、「幸せを実感できる生活」をめざします。
健康・幸せチャレンジ大作戦
脳血管疾患の罹患者を減らす
(1)栄養・食生活
(2)身体活動・運動
(3)休養・こころ
(4)飲酒
(5)喫煙
(6)歯・口腔
(1)循環器疾患
(2)糖尿病
(3)がん
(1)地域のつながりの醸成
(2)主体的に健康づくりをする人