統計調査の調査員を名乗る「かたり調査」にご注意ください
世帯を対象とした統計調査で、調査員を名乗る「かたり調査」が市内で複数発生しています。
「かたり調査」とは、国勢調査等、行政機関が行う統計調査であるかのような、紛らわしい表示や説明をして、世帯等から個人情報等を詐取する行為のことです。「かたり調査」は、統計調査の実施を妨げるだけでなく、詐欺やその他の犯罪にも繋がりかねないので、ご注意ください。
「かたり調査」の判断のポイント
統計調査員は、常に調査員証を携帯しています。調査員証を携帯していない者が訪問した場合、統計調査員になりすましている可能性があります。
国や地方公共団体の職員、統計調査員等が、皆さまに対し、電話や電子メールで統計調査の依頼をしたり、個人や世帯の情報を調査することはありません。
ただし、以下の場合、国や地方公共団体の職員(総務省統計局、独立行政法人統計センター、都道府県、市区町村)、統計調査員、または国等から業務を受託した民間の調査機関から、お電話をする場合があります。
- 調査票を提出していただいた後、記入内容に不明な点があるため、確認をする場合
- 既に郵送や統計調査員の訪問により調査のお知らせ・お願いをしているが、期限までに調査票の提出が確認できないため、提出を再度お願いする場合(この場合でも、個人や世帯の情報を電話で聞き取ることはありません)
現在実施中の調査員調査(調査員が訪問するもの)
- 全国家計構造調査
- 労働力調査
- 農林業センサス(令和7年1月下旬~)
統計調査員について
訪問する調査員は、調査実施の都度、国や県から任命される公務員で、栃木県知事(国勢調査は総務省統計局長)が発行する「統計調査員証」を必ず携帯しています。「統計調査員証」には、顔写真、調査員番号、調査名、氏名、任命期間、任命日、任命者名が記載されています。
調査員が世帯を訪問して、住んでいる方の年齢、年収や貯蓄額などを直接でお聞きすることはありません。
訪問した調査員が不審な場合は、調査員証の提示を求め、氏名を確認し、総合政策課政策推進グループまでご連絡ください。
統計調査に御協力をお願いします
調査の対象となった世帯や事業所の皆様から得られた調査結果は、景気・雇用対策などに幅広く活用され、私たちの生活の改善に役立てられています。皆様から漏れなく正確な回答を提出いただくことによって、初めて正確な統計が作成でき、それが豊かで暮らしやすい社会につながっていきます。
統計調査員が伺いました際には、調査の重要性をご理解いただき、ご回答をお願いします。
※統計法では、調査を担当する調査員または職員が調査で知り得た内容を外部に漏らすことは固く禁じられており、統計を作成する目的以外に使用してはならないことが定められています。このため、皆様のプライバシーに関することは、部外者に漏れることはございません。