第17回下野薬師寺跡梅まつり(旧史跡まつり)を開催しました
下野薬師寺跡は、県内初の国指定史跡として大正10(1921)年3月3日に指定された下野市を代表する史跡です。
身近な歴史遺産である下野薬師寺跡に親しんでいただくため、史跡地内に約100本ある梅の開花時期に合わせて、今年から「史跡まつり」の名称を「梅まつり」に変更し『下野薬師寺跡梅まつり』を開催しました。
今年は2月21日(水曜日)から3月10日(日曜日)まで実施いたしました。
開催した内容
(1)キーワードを集めてくじを引こう!
下野薬師寺跡と歴史館をめぐって、5つの文字を探し、それを並び替えると5文字のキーワードが完成します。
今年のキーワードは「う・め・ま・つ・り」でした。
答えが分かり、受付に伝えてくださった方には「くじ」に参加していただきました。
(2)SNSでシェアして、オリジナルグッズを手に入れよう!
X(旧twitter), Instagram,facebook等のSNSに「#下野市」と「#梅まつり」の2つのハッシュタグをつけて投稿いただいた方に、オリジナルグッズをプレゼントいたしました。
(3)下野薬師寺跡の解説案内
下野薬師寺ボランティアの会の皆さんが、下野薬師寺の歴史や魅力について解説を交えて案内してくれました。
皆さん興味深そうに解説に耳を傾けていました。
(4)2月23日(祝)イベント
《ワークショップ》
- 【消しゴムはんこでエコバッグづくり】
歴史館に関するもの等を彫った消しゴムハンコを使って、それぞれエコバッグを装飾し完成させました。
- 【粘土細工】
樹脂粘土で蓮華文(下野薬師寺跡から出た蓮の花の模様の鬼瓦)を形作り、クリップやマグネット、メモスタンドに飾り付けました。
- 【和風のバレッタづくり】
小さな布を折ったりつまんだりして梅の花を形作り、バレッタに仕上げました。
《焼き芋販売》
ワークショップ開催日に合わせて、ホクホクでおいしい焼き芋をグリムの館が出張販売しました。大好評により、おかげさまで完売いたしました。
雪が降り寒い一日となりましたが、楽しい作品づくりとあたたかい焼き芋で心もお腹も満足頂ける一日となったのではないでしょうか。
(5)梅まつり記念講演会
文化財課の山口耕一課長が「下毛野国の渡来文化と下野薬師寺」というテーマで講演をしました。
渡来文化とこの地域の関わりについて大変興味深い講演会となりました。
梅まつり期間中、たくさんの方にご来館いただき誠にありがとうございました。
そして第17回下野薬師寺跡梅まつりの運営に携わっていただいたみなさん、ご協力ありがとうございました。
来年度も楽しい催し物を準備して、皆さまのご来館をお持ちしています。
問い合わせ先
下野薬師寺歴史館
住所:下野市薬師寺1636
電話番号:0285-47-3121