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指定ごみ袋制度の導入にかかる説明会での意見について

市では、小山市・野木町と連携し、小山広域保健衛生組合でごみ処理を行っています。
小山広域保健衛生組合と構成市町では、将来的な環境負荷の軽減および頻発する自然災害への備えとして、ごみの減量化をすすめています。


今回多くの自治体で導入されている、指定ごみ袋制度の導入をするにあたり、制度についての説明会を10月から11月に実施しました。

その後、説明会を通じていただいた意見を反映した基本方針(案)を作成しました。この案についてパブリックコメントを経て最終的な方針が決まります。

主にいただいたご意見について

主なご意見の★の部分については、基本方針に反映しています。
分類 主なご意見 対応の考え方
経済負担
  • 指定ごみ袋の価格が高いと困る。安くなるようにしてほしい。★
  • 指定ごみ袋が何円くらいになるのか示してほしい。
  • 指定ごみ袋の価格ができる限り高くならないよう、下野市、小山市、野木町で共通の袋にしたり、家庭と事業所を共通の袋にしたり、多くの製造業者に参入していただいて自由競争の原理が働くようにするなど、他の自治体を参考に、できる限りのことに取り組んでいます。
  • 指定ごみ袋の価格は、現在お使いのごみ袋と同様に、市場原理に基づいて決まります。県内の自治体の事例(R3)では、45Lサイズで10枚入り105円から250円と幅があります。
誤認識
  • 有料化は納得できない。
  • 有料化によってルール違反や不法投棄が増えるのではないか。
  • 今、使用しているごみ袋が全く使えなくなるのは困る。
  • 今回の指定ごみ袋制度は、ごみ処理手数料を御負担いただくことを目的にした、有料化ではありません。分別のルールを書いた指定ごみ袋をご利用いただくことを契機に、現在、燃やすごみに20%程度含まれている、紙や容器包装プラスチックなどの限りある資源の回収にご協力いただくことが目的です。
  • 多くの皆様に御理解、御協力いただけるよう、説明会などをとおして丁寧な説明に努めてまいります。
  • 現在お使いのごみ袋は、容器包装プラスチックを排出する場合などに引き続きお使いいただけます。
賛成
  • 住民の理解が得られるよう慎重に進めていただきたい。
  • すべての住民に十分な周知を行ってほしい。
  • 多くの皆様にご理解、ご協力いただけるよう、説明会などを通して丁寧な説明に努めてまいります。
反対
  • 指定ごみ袋を導入してもごみが減るとは思えない。
  • 物価高の中、経済負担が重くなるのは反対。
  • 全国の80%を超える自治体が既に導入している指定ごみ袋制度では、ごみの減量効果が確認されています。
制度
  • 多量に発生する、草や落ち葉は指定ごみ袋の対象外にしてほしい。★
  • ルール違反ごみ対策に自治会へ指定ごみ袋を支給してほしい。
  • 任意記入欄については、プライバシーへの配慮が必要。★
  • 分別の余地がない下草や落ち葉は、制度の対象外にしました。
  • 任意記入欄をご利用いただく際には、プライバシーの保護に配慮していただくよう基本方針に明記しました。
仕様
  • 指定ごみ袋に入れられないものを例示すると良い。★
  • 15リットルよりも小さい容量の袋も検討してほしい。
  • 一般家庭向けにも厚みのある丈夫な袋を作ってほしい。★
  • 植物油インキの採用など、環境に配慮した仕様を検討してほしい。
  • 分別のルールをわかりやすくするため、袋に入れることができない資源物をイラストで表示しました。
  • 15リットルよりも小さい容量の袋は、制度開始後、需要に応じて追加できるように、柔軟に制度を見直すこととしました。
  • 厚みのある丈夫な袋は、45リットル以上の容量の袋で流通する予定です。
  • 植物油インキやバイオマス原料など環境負荷が低い仕様の袋は、製造業者の任意で製造できる制度にしました。
減量施策
  • 家庭で発生する、落ち葉や下草の再資源化をしてはどうか。
  • 減量化に向けた情報を住民に対して、積極的に発信すべき。
  • 環境負荷を軽減し、資源化を推進するため、今後も様々な方法を検討させていただきます。
分別
  • 分別方法についてより周知が必要。
  • 袋も大切だが、分別ができていない人に対する指導が必要。
  • 多くの皆様に御理解、御協力いただけるよう、説明会などをとおして丁寧な説明に努めてまいります。
効果
  • 指定ごみ袋の効果を客観的な数字で示す必要がある。★
  • ごみ排出量の削減効果がどれだけあったか公表すべき。
  • 温室効果ガスや費用の削減効果がどの程度か示してほしい。
  • 効果について、具体的な目標値を示してほしい。
  • 制度の導入効果については、継続的に検証と公表をさせていただく予定です。
収集
  • 夜間の収集や戸別収集を導入してみてはどうか。
  • ルール違反ごみへの対応が心配である。
  • 収集日について、再検討してほしい。
  • ごみ収集に関する様々な課題については、速やかな解決が困難なものもありますが、より良い対応策を検討させていただきます。
その他
  • 自治会へ加入していない世帯や外国人等への周知等も必要。
  • ネットショッピングに対応してほしい。
  • 不法投棄の増加が心配。
  • 多くの皆様に御理解、御協力いただけるよう、説明会などをとおして丁寧な説明に努めてまいります。
  • 他の自治体の事例では、ネットショッピングで販売している製造業者もあります。多様な購入方法に対応できるよう、製造業者に働きかけてまいります。

意見をもとに修正した基本方針について

  1. 「はじめに」の部分について、各市町の「ゼロカーボンシティ」宣言について追記しました。(P1)
  2. 「燃やすごみ・可燃ごみ」の名称を「もやすしかないごみ」に統一しました。(各箇所)
  3. 指定ゴミ袋制度導入による効果を評価検証すること、ならびに制度導入後に発生した諸問題に対して、柔軟に対応できるようにするため、必要に応じて基本方針の見直しを実施することを追記しました。(P6)
  4. 指定袋の任意記入欄の活用法を検討していただくにあたり、「プライバシーの保護に対する配慮」を求める文言を追記しました。
  5. 指定ゴミ袋のデザインを見直しました。(P9)
  • 名称を「もやすしかないごみ」に変更し、「燃やすごみ・可燃ごみ」の表示を削除しました。
  • 分別のルールをわかりやすくするため、袋に入れることができない資源物をイラストで表示しました。
  • その他、文字の大きさや表示の配置を調整しました。
  1. 街路樹のボランティア清掃や自宅などで多量に発生する落ち葉や下草は指定ごみ袋を使用しないことができる除外品としました。(P10)

掲載日 令和6年3月28日 更新日 令和6年3月29日
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市民生活部 環境課
住所:
〒329-0492 栃木県下野市笹原26(庁舎2階)
電話:
FAX:
0285-32-8609
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