下野市体育施設等長寿命化計画
令和2年8月に「下野市体育施設等長寿命化計画」を策定しました。
本計画は、「下野市公共施設等総合管理計画」の中の体育施設に関する個別計画として位置付けられるものです。
計画の目的
- 市の体育施設においてより良いスポーツ環境を確保すること
- 老朽化した施設を効率的・効果的に再生することで、中長期的な維持管理等にかかるトータルコストの縮減及び予算の平準化を図ること
計画期間
令和2(2020)年度~令和32(2050)年度の30年間(原則10年ごとに見直し)
対象施設
市の体育施設のうち、屋内施設及び外部トイレを対象とします。
施設区分 | 施設数 |
---|---|
体育施設(体育館) | 6棟 |
武道館 | 3棟 |
講堂等 | 1棟 |
弓道場 | 2棟 |
便所 | 4棟 |
計 | 16棟 |
計画運用の方針
情報基盤の整備と活用
施設基本情報や工事情報、修繕履歴情報、各種点検情報を更新しながら、継続的な施設管理に活用できるよう一元管理する。
財源の確保
国の補助事業や有利な地方債を積極的に活用し、財政負担の軽減を図ることとする。
フォローアップ
本計画は、体育施設改修等の優先順位を設定するものであり、実施にあたっては、市全体の財政計画の中で、実施年度及び事業費を精査するものとします。
さらに、事業の進捗状況・点検等結果を反映し、社会情勢や財政面を踏まえた上で、必要に応じて見直しを図るものとします。
総評
市の体育施設等は、10施設が築30年を経過するなど老朽化が進んでいるため、この計画に基づく施設の安全性の確保及び効率的な修繕・更新等により、今後のコストを削減・平準化していく必要があります。
なお、今後の方針として、機能の重複が見られる体育施設については、地域のニーズや利用状況、将来における必要性などを勘案のうえ実施する施設の在り方検討により、類似する施設等の統廃合や諸室機能の見直し等を行い、長寿命化計画による効率性をさらに高めていくこととします。