ノロウイルス感染症・食中毒に気をつけましょう
11月1日から3月31日は、「栃木県ノロウイルス食中毒予防推進期間」です。
ノロウイルスによる感染性胃腸炎や食中毒は、一年を通して発生していますが、特に11月から3月頃の寒い時期に流行しています。
健康な方は、軽症で回復しますが、子どもや高齢者などでは症状が重症化することもありますので、しっかり予防することが大切です。
感染経路
ノロウイルスの感染経路としては主に次のものが挙げられます。
- 汚染された貝類を、生もしくは十分に加熱調理しないで食べた場合
- 食品取り扱い者が感染しており、その人が扱った食べ物を食べた場合
- 患者のふん便や吐物から人の手などを介して二次感染した場合
症状
潜伏期間(感染から発症までの時間)は24~48時間で、主な症状は吐き気、嘔吐、下痢、腹痛、発熱などです。
感染しても発症しない場合や軽い風邪のような症状の場合もあります。
予防対策
石鹸を使って、こまめに手を洗うことが大切です
手洗いは、手指に付着しているノロウイルスを減らす最も有効な方法です。調理を行う前、食事の前、トイレに行った後などは手を洗うよう心がけましょう。
また、特に汚れの残りやすいところ(指先・指の間・爪の間など)は丁寧に洗いましょう。
調理方法や調理器具の消毒
- 下痢や嘔吐などの症状があるときは、調理や食品を取り扱う作業は控えましょう。
- 食品を加熱する際は、中心部まで十分に加熱しましょう。
- まな板、包丁、へら、食器、ふきん、タオル等は熱湯(85℃以上)で1分以上の加熱が有効です。
- 調理(加熱)前の食品を扱った調理器具は、使用後、洗剤と流水でよく洗い、漂白剤や熱湯で消毒しましょう。
- 調理の際は、石けんを使って手を洗い、マスクや調理用手袋を着用するようにしましょう。
生活環境の消毒
次亜塩素酸ナトリウム(家庭用の次亜塩素酸ナトリウムを含む塩素系漂白剤でも代用可)や亜塩素酸水などの使用が有効です。
使用にあたっては、薬剤の「使用上の注意」を確認してからご利用ください。
参考)ノロウイルス食中毒予防推進月間リーフレット
掲載日 令和4年2月16日
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