会議の種類と内容
市議会は年4回の定例会(3月、6月、9月、12月)と、必要に応じて開かれる臨時会があります。
1定例会ごとに2~3週間程度の期間(会期といいます)が設けられ、市議会はこの期間に議案を審議し決定します。
3月に開かれる第1回定例会では新年度予算案が審議され、9月に開かれる第3回定例会では前年度の決算が審議されます。
本会議
本会議は議員全員で組織する会議で、議場で行われます。市の重要な事項についての決定は、すべてこの会議で行います。
また、各議員が市政について質問したり、公益に関する事項について意見書の提出をはかったりします。
市長の施政方針、議案の提案理由説明
予算案や条例案などの議案について、市長から提案理由の説明が行われます。また、新年度予算案が提出される3月の定例会では、市長の施政方針演説が行われます。
議案の質疑
提出された議案のほとんどは、後述する「常任委員会」に審査を託します(付託といいます)が、その前に本会議においても議員から質疑を行います。常任委員会の審査報告
審査を託された常任委員会の委員長は、審査の結果を本会議において報告します。請願や陳情も付託されますので、その審査結果も報告します。討論
議案や請願等について、質疑等を終えた後に議員が賛成や反対の意見を述べることがあります。これを討論といいます。これは、議員がほかの議員に対し、自己の意見に賛同してもらうための説得の機会として行われます。議案の表決・採決
議長を除く各議員は、提出された議案や請願等について、質疑や常任委員会の審査結果、討論内容を参考にしながら賛否の意思を表します。このことを表決といいます。議長が議員に表決を求めることを採決と呼び、この採決の結果が議決になります。下野市議会では賛成の場合に起立をします。議案は賛成が出席議員の過半数(一部例外あり)を超えた場合に可決となります。一般質問
議員は、議案審議のほかに、執行機関に対し市の行財政全般にわたり質問をすることができます。これを一般質問と言います。一人ひとり持ち時間があり、下野市議会では1議員につき1定例会で60分以内、年間160分以内となっています。 おおむね会期の初めごろに行われます。委員会
議会には内部組織として、委員会制度が設けられています。これは議案などを専門的に、かつ調査に万全を期し、能率的に処理するためです。委員会には、議会の常設機関として設けられている常任委員会・議会運営委員会と必要に応じてそのつど議会の議決で設置する特別委員会とがあります。
常任委員会
常任委員会には、分野に応じ総務・経済建設・教育福祉の3常任委員会があり、議員はいずれかひとつの委員会に所属しなければなりません。各常任委員会はそれぞれ6名の議員で構成され、そのうち2名が委員長と副委員長になります。
委員会は議会から付託された議案や請願などを審査し、その結果を本会議に報告します。
また、常任委員会は議会が開かれている会期中だけ活動することが原則ですが、議会の議決があれば閉会中でも委員会を開き調査審査を行います。
委員会は議場の南隣にある議会特別会議室で開催されますが、場合によっては事業実施の現場に赴くこともあります。
議会運営委員会
議会を円滑・効率的に運営するために設けられております。市議会会議規則など、議会に関するルールの調査・審査を行います。特別委員会
特に重要な事件があって、特別の構成員により審議する必要がある場合に設置されます。会議は議会特別会議室で開催されます。議員全員協議会
議会の運営や活動、市政に関する重要な事項について、議員間で協議・調整をする場として設置されています。全議員で構成されます。正副委員長会議
委員会等の運営の基本的事項等について協議・調整をする場として設置されています。議長・副議長・各常任委員会及び議会運営委員会の委員長長・副委員長で構成されます。議会だより編集委員会
議会だよりの編集及び発行の協議を行っています。6名の議員で構成されます。
掲載日 平成28年11月8日
更新日 平成30年5月28日
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