民生委員・児童委員について
令和7年12月1日は民生委員・児童委員の一斉改選日です
民生委員・児童委員は任期が3年と定められており、現在活動しているすべての委員の任期は令和7年11月30日までとなっています。
令和7年12月1日からの委員については、自治会からの推薦をもとに市の民生委員推薦会の中で選考し、県に推薦します。
欠員区域や、前任者が退任する場合に候補者としてお声がかかった時は、ぜひご協力をお願いします。
次回の任期は令和7年12月1日から令和10年11月30日までとなります。
民生委員・児童委員とは
「民生委員」は、民生委員法に基づき厚生労働大臣から委嘱された非常勤の地方公務員です。社会福祉の増進のために、地域住民の立場から生活や福祉全般に関する相談・援助活動を行っています。
民生委員は児童福祉法による「児童委員」も兼ねており、子育ての不安や心配ごとに関する様々な支援を行っています。
また、民生委員・児童委員の中から厚生労働大臣に指名されて、児童福祉に関する事項を専門に担当する「主任児童委員」がいます。
民生委員・児童委員の人数
民生委員・児童委員制度は全国統一の制度であり、すべての市町村において、一定の基準に従いその定数(人数)が定められています。
下野市全体の民生委員・児童委員の定数は108人(石橋地区38人、国分寺地区32人、南河内地区38人)となっており、その内主任児童委員は各地区2人で計6人となっています。
令和7年3月1日時点において市全体で活動している委員は105人です。
国分寺地区で2区域、南河内地区で1区域で欠員が発生していますので、自治会で候補者を探している場合はご協力ください。
民生委員・児童委員の年齢
民生委員・児童委員は原則75歳未満、主任児童委員は原則65歳未満となっています。
ただし、委員自身の健康状態に問題がないこと、区域内に他の候補者がいないことなど、要件を満たしている場合は候補者となる場合もあります。
民生委員・児童委員の役割
核家族化が進み、地域社会のつながりが薄くなっている今日、子育てや介護の悩みを抱える人や、障がいのある方・高齢者などが孤立し、必要な支援を受けられないケースがあります。そこで、民生委員・児童委員が地域住民の身近な相談相手となり、支援を必要とする住民と行政や専門機関をつなぐ役割を果たします。
主な活動内容
定例会・勉強会・研修会
- 地区民生委員児童委員協議会ごとの定例会(月1回)
- 地区や部会ごとの勉強会や視察研修、県主催の研修会
日頃の活動
訪問による見守り活動・実態把握・行事参加などを行い、福祉・健康・子育て・家族関係の相談を受け、行政の支援に繋げます。
市や社会福祉協議会の業務に協力し、避難行動要支援者名簿記載者の見守りや、歳末見舞い品の配付を行います。