長期療養を必要とする疾病にかかったことにより定期予防接種を受けることができなかった方へ
予防接種法に基づく定期予防接種については、接種対象年齢が定められていますが、平成25年1月の予防接種法施行令の改正により、下記の対象となる場合は対象年齢を過ぎても定期予防接種を受けることができるようになりました。
この制度の対象となり定期予防接種を希望される方は、主治医とご相談の上、接種を受ける前に下野市健康増進課まで申請書を提出してください。
対象者
長期にわたり療養を必要とする疾病にかかるなど特別の事情があったこと(次の1~3)により、やむを得ず定期予防接種が受けられなかった方
- 予防接種法施行規則で定める疾病にかかったこと(疾病の例はこちら(pdf 152 KB)をご覧ください)
- 臓器の移植を受けた後、免疫の機能を抑制する治療を受けたこと
- 医学的知見に基づき、1又は2に準ずると認められるもの
対象となる予防接種
ロタウイルス感染症及びインフルエンザを除く予防接種法の対象疾病
【こどもの定期予防接種】
- 五種混合(ジフテリア・百日咳・破傷風・不活化ポリオ・ヒブ感染症)
- 四種混合(ジフテリア・百日咳・破傷風・不活化ポリオ)
- ヒブ(Hib)感染症
- 小児の肺炎球菌感染症
- B型肝炎
- 結核(BCG)
- MR(麻しん・風しん混合)
- 水痘(水ぼうそう)
- 日本脳炎
- 二種混合(ジフテリア・破傷風)
- HPVワクチン(子宮頸がん)
【おとなの定期予防接種】
- 高齢者肺炎球菌
対象となる期間
長期にわたり療養を必要とする疾病にかかったことの特別な事情がなくなった日から2年以内
※ただし、高齢者肺炎球菌は1年以内
※接種年齢の上限がある予防接種はその年齢まで(下記参照)
長期療養特例のある特定疾病(ワクチン名) | 既定の年齢 |
---|---|
四種混合(百日せき・ジフテリア・破傷風・ポリオ) | 15歳未満 |
五種混合(百日せき・ジフテリア・破傷風・ポリオ・ヒブ) | 15歳未満 |
結核(BCG) | 4歳未満 |
ヒブ感染症(Hib) | 10歳未満 |
小児用肺炎球菌 | 6歳未満 |
助成額
予防接種に要した費用(ただし、市と小山地区医師会との委託契約料金が上限となります)
申請方法
事前に申請が必要となりますので、接種予定日から14日ほど前までに市に申請書を提出(郵送可)してください。
手続きの流れ
- 「予防接種依頼等申請書」を入手し、医療機関で医師の理由書欄の記入を受けます。申請書の必要事項を記入の上、健康増進課に提出してください。郵送での申請も可能です。
・予防接種依頼等申請書(こども定期接種用)(pdf 203 KB)
・予防接種依頼等申請書(おとな定期接種用)(pdf 200 KB) - 市において申請内容を審査し、予防接種依頼書と予防接種費助成金交付申請書(※委託医療機関以外で接種を希望する場合)等をお送りします。
※以降は、接種を受ける医療機関によって異なりますので、ご注意ください。
委託医療機関で接種を行う場合
- 医療機関に「予防接種依頼書」、「予診票」等をお持ちの上、予防接種を受けます。
※医療機関での接種費用の支払いはありません。
※長期療養該当者の予防接種を行った医療機関は、他の定期接種と併せて接種費用を市に請求してください。
委託医療機関以外で接種を行う場合
- 医療機関に「予防接種依頼書」、「予防接種費助成金交付申請書」、「予診票」等をお持ちの上、予防接種を受けます。
- 「予防接種費助成金交付申請書」の接種済票欄に医療機関の証明を受け、予診票の写しをもらいます。
- 「予防接種費助成金交付申請書」に必要事項を記入し、予診票の写しを添えて健康増進課に申請してください。郵送での申請も可能です。(※接種日から1年以内に申請してください)
- 助成金の交付申請後、約1か月後に助成金を交付します。