下野市人権擁護委員
人権擁護委員は、法務大臣が委嘱した民間のボランティアの人たちです。この制度は、日頃地域に根ざした活動を行っている民間のボランティアの人たちが、地域の中で人権思想を広め、人権侵害が起きないように見守り、人権を擁護していくことが望ましいという考えから設けられたものです。
現在、約14,000名の委員が全国の各市町村(東京都においては区)に配置され、講演会や座談会を開催したり、法務局の人権相談所や自宅などで住民の皆さんからの人権相談や身の上相談を受けるなど、積極的な活動を行っています。皆さんの一番身近な相談相手です。
なお、平成6年度から、いじめ、体罰、不登校、親からの虐待などの子どもをめぐる人権問題に適切に対処するため、人権擁護委員の中から子どもの人権問題を専門的に取り扱う「子ども人権専門委員」が設けられ、全国で約700名の専門委員が活発な活動を行っています。
※「人権の擁護」(法務局人権擁護局)資料より
人権擁護委員の仕事
- 人々の間に正しい人権の考え方を広め、自由人権思想の啓発に努めること。
- 地域住民の人権が侵されないように監視すること。
- もし、人権が侵された人がいた場合は、対談相手になり、適切な処置を講ずることによって救済すること。
このような場合ご相談を
セクハラやパワハラ、家庭内暴力、体罰やいじめ、インターネットでの誹謗中傷、差別など、「自分の悩みは人権侵害かも?」と思ったら、一人で悩まず気軽にご相談ください。秘密は守ります。相談は無料です。お気軽に近くの人権擁護委員、又はお近くの法務局(支局)にご相談ください。
電話相談
各ダイヤルは、お近くの法務局までつながります。相談は、法務局の職員や人権擁護委員が対応します。
- 差別や虐待、パワーハラスメントなど、様々な人権問題について
みんなの人権110番(全国共通人権相談ダイヤル):0570-003-110
- セクハラや家庭内暴力など、女性の人権問題について
女性の人権ホットライン:0570-070-810
- いじめや虐待など、子どもの人権問題について
こどもの人権110番:0120-007-110
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外国人のための人権相談(Human Rights Counseling for Foreign nationals)
外国語人権相談ダイヤル:0570-090911
インターネット人権相談受付窓口
詳しくは、法務省のホームページをご覧ください。
下野市人権擁護委員について
市内で9名が委嘱されています。
任期
1期につき3年
下野市人権擁護委員活動概要
常設相談
下野市社会福祉協議会が毎月実施する「心配ごと相談」に、民生委員児童委員や行政相談委員、県民相談員とともに出席しています。開催場所や日程は、心配ごと相談のページをご覧ください。
特設相談
6月1日の人権擁護委員の日及び12月4日~12月10日にかけての人権週間、市内のイベント会場等において、特設相談所を設けています。啓発活動
- 毎年6月に市内の小学生に対し「人権の花」運動を実施(花を栽培することで、児童の情操をより豊かにし、人権思想に対する理解を体得するため)
- 年2回程度、市内の祭り・イベント会場内において人権啓発グッズの配布
その他
- 人権フォーラム等への参加
- 栃木人権擁護委員協議会及び第3部会(下野市・壬生町で構成)研修会等の参加(年2~3回程度)