第1回下野市中学生海外派遣の思い出
下野市として初の姉妹都市訪問
第1回下野市中学生海外派遣団(中学生30名、引率7名)が、平成20年8月4日から10日までの7日間、ドイツ連邦共和国の姉妹都市ディーツヘルツタールを訪れました。
「迎えてくれた姉妹都市の人達に感動した」、「言葉の壁があって心配だったけど、ホストファミリーが優しくて良かった」、「姉妹都市に友達ができてとても嬉しかった」等々、下野市の中学生たちは、姉妹都市の人々との深い交流と大きな思い出を胸に、故郷・下野市に帰ってきました。
初めての体験・思い出に残る交流
出発式の様子
現地での様子
中学生1人が1家庭にホームステイをして、家族の一員としてドイツの一般家庭での生活を体験しました。はじめは言葉や文化の違いに不安と緊張の表情でしたが、現地の中学生が企画してくれたスポーツ交流を通して、言葉の壁という大きな障壁をものともせずに、笑顔で積極的にコミュニケーションをとる姿が見られました。姉妹都市の中学生が通う中学校を訪問した際には、現地の中学生に案内してもらいながら校舎内を見学しました。実際にドイツの授業を受けたり、食堂で一緒に昼食をとったりと、主に英語でコミュニケーションをとり、ジェスチャーを交えながら楽しく交流しました。
歓迎パーティー・ドイツの歴史と文化に触れる
また、ライン川下り、教会、古城の跡などを見学し、ドイツの歴史、文化を肌で感じることができ、派遣団員それぞれが充実した毎日を過ごしました。
歓迎会で合唱を披露
(写真左)ライン川の川下りの様子(写真右)レストランでドイツ料理を味わう
別れ際には涙する場面も
初めての体験の連続で、団員にとってあっという間の滞在期間でしたが、滞在中すべての行動をともにしたホームステイ先の中学生とは、心と心の交流を通し、お互いに深い絆と生涯忘れることのできない思い出をつくることが出来たようです。
最終日、フランクフルト空港では、肩を抱き合い、涙を流しながら別れを惜しむ姿がみられました。
お世話になった人々に感謝し、ホームステイ先の中学生との日本での再会を約束して、帰国の途につきました。
アウラント市長と下野市教育長による代表者懇談
中学生海外派遣と合わせて、アウラント市長と古口教育長による両市の代表者懇談を行いました。石橋町当時に締結した姉妹都市関係を継承していく意向で合意し、今後も友好を深めながら、交流を進めていくことを確認しました。
握手を交わすアウラント市長と古口教育長