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トップ市政情報・市民参加施政方針・各種計画総合戦略(下野市まち・ひと・しごと創生総合戦略)策定・進捗管理> 人口ビジョン・総合戦略策定に係るアンケート結果について(平成27年度)

人口ビジョン・総合戦略策定に係るアンケート結果について(平成27年度)

調査の概要 

下野市の人口の将来を展望するにあたって重要な要素の一つが、市民の結婚・出産・子育ての希望や居住に関する調査を行い、実態を把握し、その結果を分析することです。

本市では、市民ニーズの把握のために、次の3つの区分にてアンケート調査を実施しました。

若年世代の意識調査

下野市在住の市民2,000名に対してアンケート調査を実施し、結婚や出産、子育て、居住に関する意識や実態を把握し、人口の将来展望・今後の施策等の検討素材として活用することを目的とします。

アンケート調査の概要

調査対象

下野市在住の満18歳~40歳未満の男女(未婚者及び既婚者)

抽出方法

住民基本台帳に基づく無作為抽出

手法

郵送配布、郵送回収

回収状況

配布数2,000通、回収票数542通、回収率27.1%

実施時期

平成27年6月

今後の進学・就職・居住などに関する意識・希望調査

下野市内に居住し、平成27年度に18歳になる市民600名を対象として、進学・就職の意向、将来の下野市への居住意向、下野市で就業し定住を促進するにあたっての問題点・支援の必要性等を把握し、人口の将来展望・今後の施策等の検討素材として活用することを目的とします。

アンケート調査の概要

調査対象

平成27年度に18歳になる市民を対象

抽出方法

住民基本台帳に基づく抽出

手法

郵送配布、郵送回収

回収状況

配布数600通、回収票数139通、回収率23.2%

実施時期

平成27年6月

転入・転出に関するアンケート調査

下野市への転入者500名及び下野市からの転出者500名に対してアンケート調査を実施し、転入・転出理由、下野市のまちづくりへの要望等について把握し、人口の将来展望・今後の施策等の検討素材として活用することを目的とします。

アンケート調査の概要

調査対象

平成26年度に下野市に転入された方、下野市から転出された方を対象

抽出方法

住民基本台帳に基づく無作為抽出

手法

郵送配布、郵送回収

回収状況

転入者:配布数500通、回収票数168通、回収率33.6%
転出者:配布数500通、回収票数161通、回収率32.2%

実施時期

平成27年6月

調査結果の概要

若年世代の意識調査

結婚に関する意識・状況

  • 結婚していない理由としては、「適当な相手にめぐりあわないから」が最も多く、出会いの場の創出が求められます。
  • 交際している人が結婚するにあたっては、生活資金の不足や経済力の不安が障がいになっています。
  • 結婚したい人は64%となっており、友人の紹介や趣味等による日常の身近な場所での出会いが求められています。 

出産・子育てに関する意識・状況

  • 現在の子どもの人数が1~2人に対して、理想の子どもの人数は2~3人となっており、理想の子どもの人数と比較した現実の子どもの人数が少ないと思っている人が45%となっています。
  • その要因としては、経済的な問題や仕事と子育ての両立の困難さがあげられます。

下野市の住みやすさ、定住意向

  • 下野市を居住先として選ぶときに考慮したことは、通学・通勤の交通の便が良いからと答える割合が最も高くなっています。
  • 回答者の内約8割の方が、下野市は「住みやすい・どちらかといえば住みやすい」と回答しており、住みやすい理由としては、病院や福祉施設の充実や自然災害の少なさがあげられ、安全で安心して生活できる環境が整っていると言えます。 

今後の進学・就職・居住などに関する意識・希望調査

進学・就職について

  • 8割以上の方が進学を希望しており、女性は男性よりも進学希望の割合が高くなっています。
  • 市外に進学を希望する場合の居住先については、約7割の方が「進学先が現在の居住地から通える範囲であれば、転居せずに通学する」と回答しています。
  • 進学した学校を卒業したあとの意向について、「今は分からない」の割合が最も多く、次いで「是非、戻ってきたい」となっています。
  • 就職する地域の第1希望として、「栃木県内他市町村」と答えた方が最も多く、就職を希望する地域に『下野市』と回答しなかった理由として、「希望する就職先がないから」という回答が多くなっています。
  • 就職希望業種の中では「医療・福祉」分野が突出しており、これらの分野での雇用の創出が求められます。
  • 就職した場所が下野市以外の場合、下野市に帰ってきたいと思うかという設問には、半数の方が「今は分からない」と回答していますが、約3割の方が「是非、戻ってきたい・すぐには戻らないがいつかは戻りたい」と回答しています。

まちづくりについて

  • 下野市に住み続けるために重要な点として、「居住環境が良い」、「交通の便が良い」、「まちが安全・安心である」と回答する方が多くなっています。
  • 10年後の下野市の姿として、「交通事故・犯罪・公害・災害のない安全・安心なまち」、「水や緑の豊かな自然を守り、環境に優しいまち」と回答する方の割合が高くなっています。

転入・転出に関するアンケート調査 

転入者について

  • 転入者の年齢は30歳代が最も多く、夫婦やファミリー世帯の転入が多くなっています。
  • 転入後の居住予定については、4年未満が多い反面、30年以上とした定住のための転入も多いことがうかがえます。

転入の理由について

  • 転入のきっかけは仕事の都合が最も多く、次いで住宅や結婚の都合が多くなっています。
  • 住宅に関しては、転入前は民間借家の世帯が、転入後は持ち家(戸建)を所有しており、住宅取得ニーズが高いことが考えられます。
  • 初めから下野市への転入を考えていた方よりも、他市町との比較の結果下野市に決めた方が多くなっており、要因としては本市の充実した居住環境が考えられます。

転出者について

  • 20歳代の転出が多くなっており、世帯構成は就学前児童がいるファミリー世帯に次いで、一人世帯の転出が多くなっています。
  • 転出前後の世帯構成をみると、結婚を機に転出される方が多いことがうかがえます。

転出の理由について

  • 結婚のためと仕事の都合による転出が多くなっています。
  • 転出後の住宅は、民間借家への転出が多くなっています。

 下野市について

  • 転入の回答者の内約8割の方、転出の回答者の内約9割の方が、下野市に住んで「満足・どちらかといえば満足」と回答しています。どちらにも共通した理由として、居住環境、自然環境、医療環境、交通環境の良さがあげられています。一方で不満だった点として、交通環境、買い物の不便等があげられています。
  • 転出の回答者の内約6割の方が、機会があれば下野市にもう一度住みたいとしています。

掲載日 平成28年12月27日 更新日 令和元年9月11日
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〒329-0492 栃木県下野市笹原26(庁舎2階)
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