復曲能「宍戸」が開催されました
平成28年5月7日(土曜日)、下野薬師寺歴史館開館15周年を記念して、復曲能「宍戸」が行われました。
開催日の前日に新たにオープンした下野市役所のロビーが会場となり、約350人のお客様で賑わいました。
下野薬師寺跡は、大正10年3月3日に下野国分寺跡、足利学校とともに栃木県で初の国指定史跡となりました。
昭和40年から発掘調査が行われ、その調査結果をもとに平成13年度には第一期の史跡整備事業が終了し、史跡公園とガイダンス施設である下野薬師寺歴史館が完成して、今年で15周年を迎えることができました。
このたび上演した能「宍戸」は、これまで下野薬師寺に関する詞章が伝わっているのみで上演が途絶えていましたが、金春流能楽師 山中一馬 師のご尽力により上演する運びとなったものです。
上演前のようす 主催者あいさつ(下野市長 広瀬寿雄)
上演前の能楽解説(地謡 山井綱雄 氏) 宍戸上演のようす1
宍戸上演のようす2 宍戸上演のようす3
お礼のことば(下野市教育長 池澤勤) 花束贈呈(下野市副市長 板橋昭二)

この催しは、宝くじの助成を受けて実施しています。