【下野薬師寺歴史館】しもつけ子ども歴史講座を開催しました
下野薬師寺歴史館では、令和6年度夏休みのイベントとして『みて・ふれて・まなぶ』をコンセプトに、
楽しく歴史を学べる小学生対象の『しもつけ子ども歴史講座』を開催しました。
第1日目:7月24日(水曜日)『平安のあそびを体験しよう!』
下野薬師寺が平安時代に栄えていたことから、当時の遊びを時代を超えて体験しました。
「偏継ぎ(へんつぎ)」や「貝合わせ」などの貴族の遊びを現代版にアレンジしたものや、
「こをとろことろ」という当時の庶民の鬼ごっこを体験していただきました。
記憶力を試すものや、反射神経を試すもの、体力を使うものなど様々な遊びがありましたが、みなさんどの遊びも真剣に楽しんで取り組んでいました。
上級生はチームのまとめ役となり、協力しあいながら遊んでいる様子がとても素晴らしかったです。
第2日目:7月25日(木曜日)『そうだったんだ!しもつけ歴史クイズ』
クイズ形式で下野市の歴史や文化を親子で学びました。
「下野薬師寺はどんな職業に就くための役割の場所だったか?」、「下野市周辺から都に贈られたとされる食べ物はなにか?」
などクイズに親と子が相談しながら一生懸命に答えを考えていました。
「歴史」を楽しんで学んでいただけたと思います。
第3日目:7月26日(金曜日)『古墳ってなあに?-古墳えあわせで学ぼうー』
古墳がどんなものかを勉強したあとに、古墳のカードやパネルでババ抜きや神経衰弱をして遊びながら、さまざまな特徴をもつ古墳の種類について学びました。
日本に一つしかない古墳の形や丸や四角の形によって作られた年代が違うこと、古墳の形によって身分の違いなどがあることを学習しました。
覚えたばかりの古墳の形をしっかりと頭に入れて挑戦した神経衰弱では、古墳の形を声に出しながら白熱した戦いとなりました。
複数の講座に参加してくれた熱心なお子さんたちもいらっしゃいました。
ご参加くださった皆さま、ありがとうございました!
来年度も楽しい企画を準備して、皆さまのご来館をお持ちしています。
問い合わせ先
下野薬師寺歴史館
下野市薬師寺1636
電話 0285-47-3121