水道水の調査結果(PFOS・PFOA)について
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石橋第2配水区内の水道水の調査結果
当該配水区内の2か所の給水栓から採取した水を検査した結果、PFOS・PFOAが、国が示す水質暫定目標値、水1リットルあたり50ng(ナノグラム)を超える数値が検出されたことから、継続して監視を強化しています。国などの情報によれば、目標値を超えても、直ちに健康被害を及ぼすものではないとされております。
水質改善策の実施に伴い、給水量が不足することも予想されますので、市民の皆さまには節水のご協力をお願いします。
採水場所 | 若林公園 | 上古山農村公園 |
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3月10日採水分 | 55ナノグラム | 57ナノグラム |
3月6日採水分 | 61ナノグラム | 53ナノグラム |
3月3日採水分 | 61ナノグラム | 59ナノグラム |
2月21日採水分 | 46ナノグラム | 49ナノグラム |
2月10日採水分 | 53ナノグラム | 60ナノグラム |
2月3日採水分 | 59ナノグラム | 58ナノグラム |
1月20日採水分 | 52ナノグラム | 41ナノグラム |
※水色の枠内が石橋第2配水区です。
PFOS(ピーフォス)・PFOA(ピーフォア)とは
有機フッ素化合物(PFAS)の一種です。
2000年代初めごろまで、さまざまな工業で利用されていました。
(例)PFOS:メッキ処理剤、泡消火薬剤など、PFOA:撥水材、界面活性剤など
2009年以降、環境中での残留性・健康影響の懸念から国際的に規制され、日本でも製造・輸入等禁止になりました。
分解されにくいため、今も環境中に残ります。
PFOS・PFOA目標値
2020年、国では飲み水からの摂取を防ぐため、水道水等に含まれるPFOS・PFOAの暫定目標値を設定しました。
目標値:1リットルあたり50ナノグラム
→体重50kgの人が一生涯にわたって毎日2リットル飲用したとしても健康への悪影響が生じないと考えられる水準
しかしながら、PFOS及びPFOAは、慢性的に摂取した際の毒性評価をもとに目標値が設定されていることから、継続的に摂取する水は目標値を下回ることが望ましいとされています。
市の対応
石橋第2配水区水源井戸の新設
石橋第2配水区における水質改善対策として、緊急の井戸掘削工事を以下のとおり実施します。
掘削工事完了後には、井戸の揚水量に見合ったポンプの選定や管路などの設計を実施し、水源施設の整備を行ってまいります。
施工業者
(株)トチナン
施工箇所
下野市上古山地内(市道2-1号線)
工事期間
令和7年2月10日から令和7年6 月30日まで
臨時給水所の設置
石橋第2配水区域内の水道使用者で不安を感じる方へ、臨時給水所を設置しています。
詳細はこちらをご確認ください。
住民説明会資料・Q&A
下記日程にて説明会を開催しました。
説明会で使用した資料や、説明会でいただいたご質問とその回答はこちらをご確認ください。
【日時】
- 2月4日(火曜日)午後7時
- 2月5日(水曜日)午後7時
- 2月8日(土曜日)午前10時
【場所】きらら館(下古山1220)
飲料水用浄水器の購入補助
市では、今回のPFOS・PFOAの検査結果を受けて、石橋第2配水区域内の水道使用者で不安を感じる方に対して、飲料水用浄水器購入者に補助金を交付します。
対象や補助額などの詳細はこちらをご確認ください。
- 問い合わせ先:企業経営課0285(32)8911
ご注意ください!
下野市では、浄水器の販売などで、市民の皆さまを訪問することはございませんのでご注意ください。
不審な者が訪問してきたときは、身分証の提示を求めたり、名刺等をもらうようにしてください。
また、不審に思ったら下野市消費生活センターにご相談ください。
下野市消費生活センター
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電話:0285-44-4883
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相談時間:平日の午前9時~午後5時(正午~午後1時を除く)
水道水に関する問い合わせ先
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水道水、浄水器補助に関すること
企業経営課:0285(32)8911 -
健康相談に関すること
健康増進課:0285(32)8905
※井戸水の調査結果はこちらをご覧ください。