資格取得時の優遇

消防団員として一定の経験を積むと、消防関係資格試験の優遇措置を受けることができます。

その資格及び対象者は下記の通りです。

防火管理者

対象者：市町村の消防団員で、3年以上管理的または監督的な職にあった者

措置内容：甲種防火管理講習を受講しなくても、防火管理者になれる

根拠法令：消防法施行規則第2条七

丙種危険物取扱者

対象者：消防団員歴5年以上で、消防学校における基礎教育または専科教育の警防科を終了した者

措置内容：試験科目のうち、「燃焼及び消火に関する基礎知識」の免除

問い合わせ先：一般社団法人消防試験研究センター（新しいウィンドウが開きます）

乙種消防設備士（第5類及び第6類）

対象者：消防団員歴5年以上で、消防学校における専科教育の機関科を修了した者

措置内容：実技試験のすべてと筆記試験のうち、「機械又は電気に関する基礎知識」の免除

問い合わせ先：一般社団法人消防試験研究センター（新しいウィンドウが開きます）

防災士

対象者：消防団の分団長以上の階級にある（あった）者

措置内容：認定特定非営利活動法人日本防災士機構が認証する防災士の資格が申請（資格取得費用は必要）のみで取得可能

問い合わせ先：認定特定非営利活動法人日本防災士機構（新しいウィンドウが開きます）