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旧山中家住宅(民俗資料館夜明け前)が国登録有形文化財(建造物)へ登録されました

令和3年2月4日付け文部科学省告示第4号によって、天平の丘公園内に所在する旧山中家住宅(民俗資料館夜明け前)が国登録有形文化財へ登録されました。
旧山中家住宅については、令和2年7月17日に開催された国の文化審議会によって、国登録有形文化財への登録が答申されていましたが、告示によって正式に登録されました。
本市では、国登録有形文化財(建造物)の登録は、旧山中家住宅が初の事例となります。

登録文化財(建造物)とは

原則として建設後50年を経過した建造物、土木構造物等の中から、「国土の歴史的景観に寄与している」、「造形の規範となっている」、 「再現することが容易でない」という基準を満たした建造物等を対象とします。国の文化審議会から文部科学大臣への答申後、文化財登録原簿への登録、官報への告示を経て正式に登録されます。

旧山中家住宅(民俗資料館夜明け前)の概要

所在地

下野市国分寺820番地1

所有者

下野市

構造、形式および大きさ

木造平屋建寄棟造、茅葺屋根銅板葺、建築面積190.6m2

建築年代

江戸時代末期建築
平成7(1995)年に移築
平成29(2017)度に改修

員数

1棟

特徴

旧山中家住宅は本地域を代表する農家住宅で、江戸末期に建築されたと伝わる主屋は、平成7(1995)年に国分寺の天平の丘公園内へ移築保存され、民俗資料館夜明け前として親しまれてきました。
建物の構造は東西棟の直屋(すごや)で平屋建寄棟造。屋根は茅葺で、銅板で仮葺をしています。建物内は土間が広く、二列6室の部屋の周りに縁が巡る大規模な配置となっており、上部の二重梁などは見応えがあります。市内に残る近世に遡る農家建築として貴重な存在であること等から、国登録有形文化財として答申がされました。
平成29年度に内部の一部を改装し、現在は古民家カフェとして、また、様々なグループ活動等の場として活用されています。
栃木県旧山中家住宅(民俗資料館夜明け前)正面外観栃木県旧山中家住宅(民俗資料館夜明け前)土間栃木県旧山中家住宅(民俗資料館夜明け前)和室
旧山中家住宅外観、内部土間及び和室

 

掲載日 令和2年7月27日 更新日 令和4年9月27日
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お問い合わせ先:
教育委員会事務局 文化財課
住所:
〒329-0492 栃木県下野市笹原26(庁舎3階)
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0285-32-8610
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