【下野薬師寺歴史館】南河内小中学校ふるさと学習を行いました
6月19日(金曜日)に、南河内小中学校との連携事業「ふるさと学習」を行いました。
昨年に続き今年度も、6年生と共に1年間を通してエゴマを育て、灯明の原料となる油を搾ります。
ふるさと学習は、地域の文化遺産における体験活動を通して歴史や文化に対する関心を高め、歴史あるふるさとへの誇りや愛着を育てる、との趣旨から行われています。
エゴマ苗の植え替え体験
これまでの発掘調査によって、古代の下野薬師寺では法会(法要)の際にたくさんの灯明皿が使用されていたことがわかっています。古代には灯明の油としてエゴマが使用されていたことから、ボランティアや地元農家、社会福祉施設の協力によりエゴマの栽培体験を実施し、収穫したエゴマから搾った油は、毎年「下野薬師寺跡エゴマ灯明の会」で活用しています。
今年度は、市内の社会福祉施設「はくつる会」の皆さんと一緒に、6年生が下野薬師寺跡の中にある畑でエゴマの苗の植え替えを行いました。
使用したエゴマの苗は、「はくつる会」の皆さんが種から育ててくださったものです。今年度体験する6年生は、3年生の時にもエゴマの栽培に携わってくれています。当時のことを思い出しながら、説明をよく聞き、丁寧に植え替えを終えました。
まだ細く小さな苗ですが、根が定着すると葉が黄緑色から濃い緑色になり、全体がしっかりとしてきます。今年は植え替え後に雨の日が続いているので、水分不足を心配せずにすみそうです。さらに夏の暑さに備えて、今年は土に張ったマルチも黒ではなく白いものを使用しました。熱の反射で枯れてしまうことがないよう、十分な対策をして栽培しています。







下野薬師寺歴史館見学
下野薬師寺跡についての動画を見たり、館内を自由に見学しました。
下野薬師寺がどんなところだったのか、どんな道具を使って作られたのか、薬師寺の地名の由来がこの下野薬師寺であることなども改めて学びました。
壮大だった下野薬師寺を想像して、自分たちの住んでいる地域に誇りと愛着を持って成長してくれたらうれしいです。




年々暑さが厳しくなっているので、苗が定着するまで心配が絶えませんが、大きく成長できるよう天候を見ながら大切に育てていきたいと思います。
秋には成長したエゴマを手作業で収穫し、12月にはエゴマの油搾り体験を実施する予定です。
問い合わせ先
下野薬師寺歴史館
下野市薬師寺1636
電話:0285-47-3121






