下野市観光振興計画
下野市観光振興計画が策定されました
平成25年3月から下野市観光振興計画策定委員会を開催して、目指すべき将来像や計画の柱、重点施策等について、12名の委員により協議・検討を重ねてきました。委員会の原案に基づき振興計画案を作成し、パブリックコメントによる意見徴収等を経て、下野市観光振興計画を策定いたしました。
本計画は、平成26年度を初年度とする平成30年度までの5か年計画として取り組みます。下野市観光振興計画を推進していくためには、市民・事業者・観光協会・市が深くかかわり、各々がその役割を明確にし着実に取り組むとともに、相互に連携することが求められます。それぞれが下野市の観光まちづくりが向うべき方向性を共有し、下野市の新たな魅力のために協調して観光事業を振興していきます。
※下野市観光振興計画は、関連資料からダウンロードできます。
目指すべき将来像「四季の自然と豊かな歴史・文化が薫る下野市」
「観光」と「まちづくり」を融合させた「観光まちづくり」により、観光による地域振興を市民協働により推進します。
現在の観光事業の課題
- 地域資源の磨き上げの不足
下野薬師寺跡などの歴史文化や天平の花まつり、グリムの館など、今ある資源をさらに磨き上げ、魅力を持たせることが必要です。 - 点在する地域資源の連携
市内には多くの観光スポットがありますが、各地区に点在するため、ストーリー性を持ったコースを設定し、周遊する仕組づくりが必要です。 - 観光資源の掘り起こし
魅力的なイベント、スポット、お店がたくさんありますが、新たな来訪者を迎えるためには、まだ知られていない観光資源の堀り起こしが必要です。 - 市民参加の仕組
来訪者にとって旅先で出会う市民とのふれあいは、その土地の印象を決定する重要なポイントになることから、おもてなしの心の醸成が必要です。
計画実現を図るための5つの柱(基本施策)
この計画の実現を図るため5つの基本施策を定め、推進の柱といたしました。
- 基本施策1「まほろばの環境を楽しむ」
- 基本施策2「新しい楽しさを創る」
- 基本施策3「市民主体の観光まちづくり」
- 基本施策4「観光まちづくり産業を育む」
- 基本施策5「観光まちづくり推進の仕組づくり」
目指すべき将来像
「四季の自然と豊かな歴史・文化が薫る下野市」
計画推進の柱となる基本施策のもとに各種個別施策を展開し、将来像「四季の自然と豊かな歴史・文化が薫る下野市」を目指します。また、市民、事業者、観光協会、市の各々の役割を明確にするとともに相互に連携し、観光まちづくりの向かうべき方向性を共有することにより計画の目指すべき将来像を実現します。
市民の皆様におきましても、観光まちづくりへのご協力をお願いするとともに、観光まちづくりを楽しんでいただくことにより、地域をさらに活性化させ、「住んでよいまち、来てみてよいまち」づくりを推進してまいりたいと考えております。