第三次下野市観光振興計画
第三次下野市観光振興計画を策定しました
人口減少や少子高齢化が進むなか、観光は、地域への経済波及にとどまらず、移住定住、交流人口の拡大など、「サステナビリティ(持続性)」の面においても、地域にとって大きな効果が期待されています。また、新型コロナウィルス感染症における外出制限解除後の人々の意識の変化や、若者の「心の豊かさ」「自分らしく生きる」といったウェルビーイング的価値観への変化に伴い、観光におけるニーズにも変化が生じており、「ダイバーシティ(多様性)」「ウェルビーイング(幸福・充実感)」の考え方は欠かせないものであります。
これらの状況から、第二次下野市総合計画及び第二期下野市まち・ひと・しごと創生総合戦略に掲げた本市の将来像・目標び実現に向けて交流人口の獲得や、定住人口の確保を図り地域の活性化を目指すため、下野市観光推進委員会において下野市の観光にかかる課題や基本方針および各施策等について協議・検討を重ねて計画案を作成し、パブリックコメントによる意見聴取等を経て、将来にわたり持続可能な観光振興に取り組むうえでの目標となる第三次下野市観光振興計画を策定いたしました。
計画の期間
本計画は、令和6(2024)年度を初年度とする令和10(2028)年度までの5か年計画として策定します。なお、計画策定後は進捗状況の把握に努めるとともに、観光を取り巻く社会的情勢の変化などを踏まえ、必要に応じて計画内容の見直しを行います。
現在の観光の課題(観光及び観光資源に求める効果)
課題2:地域経済への波及、まちなかの賑わい創出(人を滞留させる)
課題3:シビックプライド(郷土愛・第2のふるさと)の醸成
観光振興の基本方針
本計画では、第二次下野市総合計画後期基本計画の基本施策「魅力あふれる観光まちづくり」において目指すべき姿として掲げた「多彩で魅力的な地域資源を活かした観光まちづくり」を推進するとともに、SDGsに対応した将来に渡り持続可能な観光地域づくりを基本方針とします。
観光振興における施策・事業一覧
基本施策1「魅力ある観光の推進」計画の推進体制
本計画の推進にあたっては、行政、一般社団法人下野市観光協会、下野市商工会・石橋商工会、観光関係者、産業関係者、市民・ボランティア等が協働し、観光振興に係る様々な取組を推進します。